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永田町 小町バトル/西條 奈加【レビュー】

★★

主人公は現役キャバクラ嬢でシングルマザーの新人代議士・芹沢小町。

待機児童、保活、賃金格差、貧困などの問題に自ら直面した事で、なんとかせねばと考え男社会である・永田町に挑んで行く。

コメディータッチで軽快に読める部分もあるのだが、様々な問題についての説明的な文章が多過ぎる為、途中からしんどくなって来る。

日本が抱えている問題、政治、国会などについての知識は深める事が出来るが、そちらの比重が多い事で小説としての面白味に欠けたのは残念。

もう一人の主役である小野塚遼子の出番も少なく途中でオチも読めてしまい物足りなかった。




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