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無事に返してほしければ/白河 三兎【レビュー】

★★

初読みの作家さん。

『熊と雛』『月と鼈』『卵と子』『陽と月』の全四章で構成されています。

タイトル通り、誘拐をテーマにした物語。
事の発端は二年以上前に川の事故で死んだはずの長男を誘拐したという一本の電話。

そして警察が待機している自宅から、今度は小学生の長女、亜乃が誘拐されると言ったハチャメチャな展開です。

誘拐事件のリアリティはゼロ、犯人の動機も理解出来ず、共感出来る人物は一人もいませんでした。

222ページなので1つの長編かと思っていたら三章からは登場人物は被れど他の誘拐事件へ。
全く理解不能なまま読了、難しい!




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