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春までのセンセイ/早見 和真【レビュー】

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春までのセンセイ [ 早見 和真 ]
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★★★

物語の舞台は私立稜花女学院中学校。

3年E組の担任・加賀美秀彦と32名の生徒たちの一年間を描く物語だ。

タイトル通り余命ものだが、本作の主役は教師ではなく生徒たち。

32名全員に焦点が当たるため、名前や特徴を覚えるのに苦労し、何度もクラス名簿を見返しながら読み進めた。

思春期真っただ中の彼女たちは、悩みや葛藤を抱えている。

余命わずかな教師が投げかける本気の言葉は、そんな彼女たちの頑なな心を少しずつ解きほぐしていく。

人生の主役は自分自身なのだと教えられるとともに、一日一日を大切に生きようと思わせてくれる一冊だった。




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