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黒幕/越尾 圭【レビュー】

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黒幕 [ 越尾 圭 ]
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★★★★

「黒幕」は一体誰なのか。
脳内で推理を巡らせながら、459ページの長編を読み終えた。

主人公は、息子を海の転落事故で亡くした元新聞記者・上杉雄作。

だが、死因に疑念を抱いた上杉は真相を追うため、一見無関係に思える闇バイトの取材を始める。

国内の闇バイトを題材にした物語かと思いきや、物語は予想を覆す方向へと展開していく。

舞台は日本から香港、そしてミャンマーへ。
残虐な犯罪組織と、その目的に嫌悪感を覚えた。

信頼していた者の裏切り、そして予想だにしなかった黒幕の正体には戦慄。
壮大なスケールのスリリングなミステリーだった。

※202頁 11行目
誤・「息子さんと水品記者の件は痛み入ります」
「痛み入る」とは、相手の手厚い配慮や好意などに対して深く感じ入り、「自分にはもったいないほどありがたい」という謙遜な気持ちを含んだ言葉。
 
※434頁 2行目
誤・今後は
正・今度は




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