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★★★★
『呪われたピアノ』と不名誉な呼び名を与えられたニーマイヤー。
至高のグランドピアノをめぐり、人々の愛と憎悪が交錯する本作は、深い余韻を残す。
白と黒の世界に魅入られたピアニストと調律師。
心を押し殺し、死へ追い込まれた二人の女性。
もし時代が違っていたなら。
もし華族に生まれなかったなら。
もしあの瞬間、想いを伝えていたなら。
いくつもの if が胸の奥で波紋のように広がり、息が詰まる。
戦前、戦後、そして現在へと時代は連なり、唯一無二のピアノに魅せられた人々の思いも受け継がれていく。
ニーマイヤーは呪いではなく光だった。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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