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蜃気楼と恋人たち/水庭 れん【レビュー】

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蜃気楼と恋人たち [ 水庭 れん ]
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★★★★

主人公は、7年間付き合っていた彼氏にフラれ、東京から故郷・富山へ戻って来た篠岡ひかる。

派遣社員として働き始めた「魚津しんきろう博物館」で中学時代の同級生・松風春作と再会する。

初恋の人との再会に心揺れるが人生は一筋縄ではいかない。

富山県で18歳まで過ごした私にとって、物語に登場する立山連峰の雄大な景色が脳内映像で浮かび上がった。

そして魚津といえば、やはり蜃気楼。
光と風が織りなす幻想的な揺らぎが、春作の想い人・三雲の存在とリンクし胸が締めつけられる。

それぞれが抱えた喪失と再生を描いた切なさ100%の恋愛小説。




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