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ノスタルジア/島本 理生【レビュー】

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ノスタルジア [ 島本 理生 ]
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★★

浮遊感のある物語だった。

主人公は39歳の作家・紗文。
共通の知人・川名を介して彼女のもとに現れ、同居することになったのは20代半ばの青年・創。

無理心中で両親を失った紗文と、宗教二世として犯罪加害者の母を持つ創。

複雑な背景を抱えた二人は、互いの孤独を埋め合うように少しずつ距離を縮めていく。

物語には原発や東日本大震災といった社会的テーマも挿入されているが、全体的にファンタジーの色合いが濃く、読後はふわりとした印象が残った。

理解しきれない部分もあったが、タイトルを見返すと、これは過去との決別の物語のように感じた。




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