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★★★★
なんて温かい作品なのだろう。
読み始めてすぐ、けんちゃんの魅力に心をつかまれた。
農業科三年、18歳。
自身を「けんちゃん」と呼ぶ佐々木研くんはダウン症で、特別支援学校の寄宿舎で暮らしている。
予測不能な言動に振り回される場面もあるが、その純粋さは愛おしく、ふとこぼれる哲学的な言葉に息をのむ。
彼と出会った人々が彼を通して少しずつ変化していく化学反応も良い。
デビュー作『夫のちんぽが入らない』、続くエッセイも良かったが、初の創作小説となる本作も素敵な作品だった。
救い、救われながら生きる人々の姿が胸に沁みる温かな一冊。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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