
★★★★
一度きりの人生を自分らしく生きることは何故こんなに困難なのだろう。
2022年7月8日、世間を震撼させた安倍元首相銃撃事件。
この物語の主人公・永瀬暁の生い立ちが事件の加害者とリンクし、やるせない思いで頁を捲った。
父親の自殺、家族の病、救いを求め多額の献金をし家族より教会を優先する母親。
望む望まないに関わらず宗教二世となった暁の苦悩が痛い程伝わって来て、終始苦しかった。
殺人が絶対悪である事は理解出来ても、彼の苦しみに共鳴し同情を禁じ得ない。
弱者を食い物にする組織こそが悪なのだ。
皆、生きる為に生まれて来たのに。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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