わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

赤パンラプソディ/桐衣 朝子【レビュー】

★★★★

帯には「作家・村山由佳さん激推し!!」の文字。
となれば読むしかない。
結果とても面白かった。

著者の桐衣さん自身の実体験をベースにしているだけあって、どのエピソードもリアルで楽しい。

二作目が出ないまま還暦を迎えた小説家の古都子、昔はモテまくりだったのに、今は脂肪肝に落ち込む長女・杏菜、コミュ障だけど天才気質の次女・瑠花、家族全員から嫌われ、「下のおじさん」と呼ばれている夫。

+愛猫のカンちゃん。

桜沢家に巻き起こる小さな事件の数々に何度も噴き出し、共感し、愛おしさが募った。

エピローグは最高。

「クセつよ家族」最高。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)