わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

私の身体を生きる/アンソロジー【レビュー】

★★★

島本理生、村田沙耶香、藤野可織、西加奈子、鈴木涼美、金原ひとみ、千早茜、朝吹真理子、エリイ、能町みね子、李琴峰、山下紘加、鳥飼茜、柴崎友香、宇佐見りん、藤原麻里菜、児玉雨子、17名の書き手が自らの身体に向き合って記したエッセイ集。

1人当たりのページ数は少ないが非常に濃い内容。

性について赤裸々に描かれている作品が多く、途中でなんどかエッセイである事の確認をしたほど。

性被害、性的搾取、妊娠出産など、女性で在るが故の苦悩がリアルで心がヒリヒリした。

物哀しさもあるが、自分の身体に真摯に向き合う姿勢に共感を覚えた。




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