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怪談青柳屋敷/青柳 碧人【レビュー】

★★

玄関、バーカウンター、中庭、遊戯室、書斎、歪んだ茶室など、『屋敷』を舞台にした49篇収録の実話怪談集。

作者の青柳碧人さんが唯一の趣味だとおっしゃる怪談。自ら体験したものや、学生時代から蒐集し続けている怪異譚を纏めたもので、1篇が短いので隙間時間にささっと読める。

私自身、霊を見た事もなければ感じた事もなく、金縛りに合った経験もないので別世界のような話だが、それ故に背筋がひんやりとさせられた。

印象に残った怪談は、「ぴーこわい」「結界」「押入れの女」「神永くんは知らない」

就寝前に読むと、夢に出て来そうな怪異譚。




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