わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

11文字の檻/青崎 有吾【レビュー】

★★★

「加速してゆく」
「噤ケ森の硝子屋敷」
「前髪は空を向いている」
「your name」
「飽くまで」
「クレープまでは終わらせない」
「恋澤姉妹」
「11文字の檻」
ショートショートを含む8話収録の短編集。

1話目の『加速してゆく』は、2005年4月25日に実際に起きたJR福知山線脱線事故をモチーフにしたミステリー。

事故に関するデータなど、事実に基づいて描かれている。
物語の鍵を握るのは一人の少年。
想像の斜め上をいく真相、発想の飛ばし方に驚くしかない。

他、現代ものからSFまで、様々な趣向が凝らされたバラエティ豊かな作品集。




  • 人気のレビュー
  • 関連するレビュー

気軽にコメントどうぞ

*
*
* (公開されません)