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彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会/浅原 ナオト【レビュー】

★★★

2019年にNHKで『腐女子、うっかりゲイに告る。』のタイトルでドラマ化された『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』
その後の彼らを追った物語。

大阪に転校した安藤純はいきなりクラスメイトの前でゲイである事をカムアウト。
その堂々とした態度に彼の成長を感じ嬉しくなる。

元カノ・紗枝との再会シーンはまさに青春。

作品内で姿を見せずとも、一際存在感を放っていたミスター・ファーレンハイト。
彼の壮絶過ぎる過去を描いた番外編はひたすら苦しい。

例え彼らの事を受け入れる事が不可能でも排除する世界は間違っていると言い切れる。




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