★★★
先日読了した『わたしは誰も看たくない』が面白かったので著者のデビュー作であり、第12回小説現代長編新人賞奨励賞受賞作のこちらも読む事に。
主人公は新宿のネットカフェで暮らす桑原ひまり・28歳。
看護師の資格を持つひまりはネット経由で依頼を受け、患者の自宅に泊まり込んで介護をする日常を送る。
介護の現場の過酷さは耳にするが、ひまりの派遣先もこの上なく劣悪な環境だ。
ひまり、年下の彼氏、介護の依頼人、要介護者、登場人物は一癖も二癖もあり、読んでいる間も読後も非常に気分が悪いがリーダビリティは高くリアルな現実を感じた。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば