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★★★★★
ひたすら苦しい。
25年前、百貨店受付嬢誘拐殺人事件が発生。
四半世紀を経て、当時の被害者の甥が行方不明となり、平穏だった地方都市は再び炎の渦へ巻き込まれていく。
本来、犯人に向けられるはずの悪意が被害者家族や担任教師へと向かう恐ろしさに震える。
悲しみと怒りが交互に押し寄せ、二章の最後の頁では涙腺が崩壊した。
ひとつの事実に臆測が肉付けされ、真実のように拡散していく。
恐ろしいのは、これほど残忍な事件を娯楽のように消費する人間の存在だ。
誰もが当事者になる可能性がある。
想像力の欠如こそが最大の悪。
救いを求め、下巻へ。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
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