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銀座に住むのはまだ早い/小野寺 史宜【レビュー】

★★★

銀座をこよなく愛する小野寺さん。

人生初のエッセイ集となる本作は不動産・住宅に関する情報サイト「SUUMO」を提供する株式会社リクルートが運営するオウンドメディア「SUUMOタウン」に連載されていた原稿をまとめたもの。

家賃5万円弱のワンルームを探し求め東京23区をひた歩く。

「ひと」と「まち」をテーマにした作品が多いだけに、どの街でもしっくり馴染んでる。

ランチで入ったお店のメニューはどれも魅力的で時々登場する小野寺作品のエピソードには心和む。

物件情報を期待して読むと肩透かしだけどぶらり街を探検してみたくなる。




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