わたしは栞を挟まない|sayuriの読書ブログ

まるごとバナナが、食べきれない/大久保 佳代子【レビュー】

★★★

テレビで拝見していたイメージ通りの大久保さん。

「~っていうね」の話し口調もそのままで飾らない姿が良い。

本作は大久保さんが42歳から50歳までの8年間、雑誌『Marisol』に連載していたエッセイを纏めたもの。

家族・恋愛・女友達・仕事・ひとり飯など、どれも私達の身近なテーマで共感ポイントが盛りだくさん。

実家へ帰省する前は家族が喜びそうなものをウキウキしながら選ぶのも一緒。
時に将来への不安や孤独を感じたり。
そんな姿は私達となんら変わらない。

以前から好感を持っていた、いとうあさこさんの事も更に好きになりました。




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