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マスカレード・ゲーム/東野 圭吾【レビュー】

★★★★

シリーズ第4弾。
物語の舞台はホテル・コルテシア東京。

都内で起きた3件の連続殺人事件。
被害者はみな、過去に人を死なせた者達だった。

そんな中、折しもホテルにチェックインして来たのは、彼らを憎んでいた遺族達。
真っ先に浮かんだのは復讐と交換殺人。

ところがどっこい、物語は一筋縄ではいかない。

警部・新田浩介、フロントクラーク・山岸尚美と役者が揃い、罪と罰、真の贖罪とは何か、重いテーマを織り交ぜながら、予想だにしない結末へと誘われる。

仮面の下の真実に触れた瞬間、熱い想いが込み上げた。
ミステリと人間ドラマを融合した秀作。




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