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呪祖の島/遠坂 八重【レビュー】

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呪祖の島 [ 遠坂 八重 ]
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★★★

遠坂作品を読むのはこれで3作目。

『死んだら永遠に休めます』で凄まじいパワハラに圧倒され『白色光の影を浚う』ではやりきれなさに胸が締めつけられた。

本作はホラー色の濃いミステリー。

主人公は、姉に頼まれ、離島の高校へ転校してきた夏目秀。
この学校では昭和26年に犠牲者十名を出した惨殺事件が起きていた。

姉に従順すぎる弟、怪しい同級生、次々と起こる不審死。
恐怖よりも悍ましさが全編を覆っていた。

「呪詛」ではなく「呪祖」。
連綿と受け継がれる呪いの存在に鳥肌が立った。

愛と狂気は紙一重なのだと痛感させられるグロテスクホラー。




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