★★★
「たとえ儚い希望でも」
「ヒーローとやらになれるなら」
「友よ逃げるぞどこまでも」
「オトナと子供の真ん中で」
「極秘任務を遂げるべく」
「どうせ世界は終わるけど」
六話収録の短編集。
百年後に小惑星が衝突し世界が終わりを告げる。
人類滅亡の危機に直面した人々を描いた物語。
悲観や厭世が蔓延り、捨て鉢になる人、希望を捨てない人と色々だ。
だが言っても100年、寿命を考えればそう思い悩む事もないとは思うが先祖から受け継がれて来た命を想うと事は深刻だ。
登場人物それぞれの選択に想いを馳せながら自分ならどう生きるかを考えさせられる。

はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆☆☆☆☆受賞歴☆☆☆☆☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば