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たったひとつの冴えない復讐/竹吉 優輔【レビュー】

★★★

いじめをテーマにしたミステリー。

主人公は私立恵堂学園・二年A組特進クラスに編入して来た和泉七生。

七生自身も心に闇を抱えていたが、ある日、黒板に貼られたQRコードをきっかけにこのクラスで行われていたいじめ事件の真相を追っていく。

QRコードを読み込むとクラスメイト全員に向けた脅迫動画が。

復讐を企てた誾(ギン)と名乗る人物は誰なのか?
そして黒幕の正体は?

いじめの内容が明らかになるに連れ、その陰湿さとくだらなさに胸が悪くなった。

終盤の予想外な展開に救われはしたものの、この世からいじめが無くなる事を願ってやまない。




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