★★★
主人公は70歳の三木忠志。
妻を50代で亡くし、訳あって義理の娘と二人暮らし。
関係は良好で、日課は図書館通い。
平穏で悠々自適な暮らしを送っていた三木だが、近所でホームレス殺人事件が起きた事で、穏やかだった日常にさざ波が立ち始める。
近くに住む16歳の女子高生・早織と共に事件の調査を始め、真相が明らかになっていく。
赤川次郎さんなので、殺人事件が起きても凄絶な描写はなく、軽めのタッチで読み進められる。
ミステリーと言うより、家族の物語といった趣だが主人公の三木に好感が持てた。
ミステリー初心者や若い世代の方にお薦め。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば