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嘘をついたのは、初めてだった/アンソロジー【レビュー】

★★★

『黒猫を飼い始めた』に続く第二弾。

会員制読書クラブ「メフィストリーダーズクラブ」のショートショート企画の作品を加筆修正したもの。

今回は「嘘をついたのは、初めてだった」の一行から始まる全29篇収録。

櫛木理宇さん、小野寺史宜さん、芦沢央さんなど普段から手にする作家さんが勢揃い。
1行目は同じでも展開は千差万別。

一篇が5頁~7頁と短い中、ショートショートならではの切れ味を感じたのは
「偽証の誓約/五十嵐律人」
「エミリン/小野寺史宜」
「幸せな噓/赤川次郎」
「終わる日/オワルヒ/彩坂美月」
「サロメの移り香/吉川トリコ」




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