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一番好きな作家、小池真理子さんの長編小説です。
最初から最後まで幾度となく泣かされます。
自分の父はこの小説に登場するパーキンソン病とは異なる病でしたが何度も自分の父を想い出し辛く、悲しく、そして泣けました。
いつもながらの丁寧な文章で一字一句読み漏らす事がない様にじっくり読みました。
最後の著者の短いあとがきを読んでそこで絶句しました。
著者のお父様がモデルであったと知り、更に感慨深い気持ちになりました。
読んでいる間、フィクションの様でありながらも、どこか実在する物語の様な感情に陥ったのも納得が行きました。
本当に素晴らしい作品です。
はじめまして。
255文字で本の感想を書いています。
選書の参考になれば嬉しいです。
☆受賞歴☆
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第5回 ベストレビュアー賞受賞 「僕が僕をやめる日」
応募数92件 HN・よつば
松村 涼哉『僕が僕をやめる日』 第5回 レビュアー大賞 2020年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第6回 優秀レビュアー賞受賞 「かがみの孤城」
応募数599件 HN・よつば
辻村 深月『かがみの孤城』 第6回レビュアー大賞 2021年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
読書メーター×ダ・ヴィンチ 第7回 ベストレビュアー賞受賞 「逆ソクラテス」
応募数748件 HN・よつば
伊坂 幸太郎『逆ソクラテス』 第7回レビュアー大賞 2023年 課題図書 – 読書メーター (bookmeter.com)
ブクログ BEST USER AWARD 2023 Silver賞 HN・よつば