★★★
リカシリーズ第8弾。
元刑事・青木孝子に12発の銃弾を撃ち込まれ、内9発は顔面に命中、だがリカは生きていた。
もはや人ではなくゾンビ、サイボーグ、怪物?
一体リカは何者なんだろう。
リベンジを果たす為にリカを追う青木孝子を中心に描いた本作だが、悪臭の痕跡をあちこちに残しながらも、その姿は一向に現さない。
登場までがひたすら長く、怖いのにリカに会いたいというジレンマに陥った。
子どもの様な無邪気さと悪魔の様な邪悪さを併せ持つリカは彼女を追う者達より遥かに上をいく。
最終章だけで、圧倒的存在感を見せる彼女から目が離せない。

幼少期から本が大好きなよつばと申します。私と同じく本が好きな方々の参考になれば幸いです。SNSもフォローしてくださると嬉しいです。