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ギフテッド/藤野 恵美【レビュー】

★★★

「神からの贈り物」という意味を持つギフテッド。
並外れた記憶力と理解力を持つ賢い子を指してそう呼ぶが、反面、集団生活に馴染めない等の特徴がある。

本作の主人公は国内トップの大学を卒業し一流企業に就職したものの退職、現在はフリーランスの翻訳者として暮らす凛子。

凛子は妹に頼まれ姪の中学受験の支援をする事に。
ギフテッドの特性を持つ姪の莉緒と、発達障害の疑いがある莉緒の弟を通し、家族の在り方と教育格差について考えさせられた。

一人として同じ人間がいないように子供達もいろいろ。

受容する事の大切さを改めて気付かせてくれる。




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