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暴走正義/下村 敦史【レビュー】

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暴走正義 [ 下村 敦史 ]
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★★★★

「暴露系」
「報道加害」
「エスカレート」
「誤認逮捕」
「再犯」
「死刑反対」
正義をテーマにした6話収録の独立短編集。

2023年に刊行された『逆転正義』の続編だが、前作未読でも全く問題ない。

本書が描くのは正義を掲げながら暴走するネット世論の危うさだ。

形勢が変われば掌を返し、責任を曖昧にしたままアカウントを削除する。
今時のSNS事情がリアルに反映されていた。

どんでん返しも健在で、ミステリーとしての満足度も高い。

作者は“匿名の正義”の軽さと残酷さを容赦なく突きつけて来る。
物事を多面的に捉える事の重要性を改めて感じた。




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