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戸惑いの捜査線/アンソロジー【レビュー】

★★★

「弁解すれば/佐々木譲」
「青い背広で/乃南アサ」
「刑事ヤギノメ/松嶋智左」
「三十年目の自首/大山誠一郎」
「嚙みついた沼/長岡弘樹」
「ルームシェア警視の事件簿/櫛木理宇」
「ケースオフィサー/今野敏」
7話収録の警察小説アンソロジーで文庫オリジナル作品。

一番面白かったのは長岡さんの「嚙みついた沼」
警察官の夫が特定外来生物のカミツキガメを発見した事から事態は思わぬ方向へ。
僻地の駐在所に異動になった夫の魂胆とは…。
行間から沼の悪臭が漂って来る様だった。

乃南作品にはあの土門功太朗が登場。
懐かしい人に再会出来て嬉しい。




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